2月に美味しい旬の魚は?

今回は、この冬に美味しい旬の魚をご紹介します。
海水温の冷たい冬の海は魚に脂が乗り、
旨味が倍増します。
栄養もアップ、味も美味しい旬の魚で
料理をしてみましょう。
●フグ
贅沢な冬の味覚食材。
特に2月頃までは産卵時期のため、身や白子
は旨味が増しています。
フグはタンパク質はもちろん、お肌によい
コラーゲンが豊富で、高血圧によいタウリン
も含んでいます。
●タラ
12月~2月までは脂がのっていて美味しく
なります。
淡白な白身なので揚げ物との相性がよく、
鍋料理にも適しています。
タラの皮にはコラーゲンがたっぷりですよ。
マダラの白子はコクがあり高級食材に
なっています。
●ブリ
様々な呼び名がある出世魚。
春の産卵に備えて脂がよくのっていて、
この時期は寒ブリとも呼ばれます。
養殖ものは年中食べることができますが、
天然ものの旬はまた格別です。
ブリは青魚の中でもDHAやEPAが豊富なので
血流を改善し、最近では認知症予防
にもよいとされています。
●あん肝
冬のフォアグラとも呼ばれる珍味です。
深海で生活しているため、栄養を肝臓に
蓄える特徴があり、肝は栄養満点なのです。
コラーゲンやビタミンAがたっぷりで
美肌効果や老化防止に役立ちます。
DHAも豊富で血流改善、記憶力向上にも
よいとされています。
●サワラ
夏以外は年中食べられる魚ですが、
回遊魚なので採れる地域で旬が変わります。
関西では春、関東では1月~2月になります。
淡白な白身ですが脂分が多く、特に刺身なら
トロッとした食感が味わえます。
栄養面では青魚に多いDHAだけでなく、
悪玉コレステロールを減らしてくれる
IPAも多く含んでいます。
●タイ
あまり知られていませんが、タイに一番脂が
のる時期は秋冬~2月なのです。
タイといえば春の桜鯛で知られていますが、
その時期は産卵直前で栄養がお腹の子に
吸い取られてしまっています。
その少し前の2月頃が最も旨味を感じる
時期なのです。
以上、2月に美味しい旬の魚をご紹介しました。
そういえば最近食べてない、という魚も
あるのではないでしょうか。
栄養が豊富で味も美味しい旬の魚を
今日の夕食にしてみてはいかがですか?