2016年の恵方巻きの方角はどこ?

毎年節分になると、恵方巻きをある方角に
向いて食べる習慣がありますよね。
みなさんご家族で美味しい巻き寿司を食べ
ながらお願い事をしていることと思います。
2016年は恵方巻きを食べる方角はどちらなので
しょうか。
またその決め方についても調べてみました。
●2016年はどこを向く?
2016年は「南南東」です。
正式に言うと、陰陽五行説の
「南南東微南」になります。
これは「南と南南東の間」を意味していますが、
ほぼ南南東と考えてよいとされています。
2016年の恵方巻きは南南東を向いて食べて
ください。
無言で願い事をしながら、一気に全部食べる
ことで福を呼び込むことができると
言われています。
●そもそも恵方とは?
陰陽道において、その年を司る神様「歳徳神」が
いる方角のことを言います。
その年の最も良い方角、ということになります。
そのため恵方は「吉方」とも呼ばれます。
それが2015年だと「西南西」、2016年は
「南南東」、ということになります。
●恵方はどのようにして決まるの?
恵方は「干支の十干」という、干支や
陰陽五行説にもとづいた決め方をしています。
実は恵方というのは4つしかありません。
丙「南南東微南」
庚「西南西微西」
甲「東北東微東」
壬「北北西微北」
この4つの恵方が5年周期で巡回しているのです。
周期の順番は、
東→西→南→北→南
と決まっています。
つまり2015年は「西南西微西」、
2016年は「南南東微南」、
2017年は「北北西微北」という
順番で恵方が回ってくるのです。
陰陽五行説などと言うと難しそうですが、
すでに4つが決まっているのでわかりやすい
と思います。
以上が、恵方巻きの方角と決め方になります。
毎年決まっていたなんて知らない人も
多いのではないでしょうか。
恵方はその年の「歳徳神」がいる最も良い方角です。
困ったことがあれば恵方に向かって行動を
起こしてみると解決するかもしれませんよ。