お正月の門松やしめ縄はいつまで?

お正月の飾りといえば、玄関先に置く門松や
しめ縄ですよね。
昔から行われている風習ですが、いつまで
玄関先に飾るのがいいのでしょうか。
由来も含めて調べてみました。
●門松の由来
門松は神様が宿ると言われてきた松を用い、
神様を迎え入れるために使われてきました。
また生命や繁栄の象徴としても松は
日本人にとって意味深いものでもあります。
玄関に門松を飾りとする習慣は、室町時代
から続いていると言われています。
●門松を飾る期間
門松は12月13日~であればいつでもかまいません。
ただし12月29日(苦を表す日)と31日(一夜飾り)
だけは不吉な日として避けるようにします。
取り払う日は1月7日がよいでしょう。
1月7日までは神様がいる期間(松の内)
なので飾っていて大丈夫です。
●しめ縄の由来
しめ縄は、神様を祀る場所を表しています。
現世と神様の世界を分ける役割になります。
神話では、その昔天照大神が岩戸から出た際に
戻れないようにするためにしめ縄を張ったと
言われています。
しめ縄を張ることで、お正月に神様が
安心して降りてくださるのです。
●しめ縄の種類
しめ縄にはいくつか種類があります。
玄関先の「玉飾り」、水回りに置く「輪飾り」、
神棚向きの「ごぼう注連」があります。
●しめ縄を飾る期間
しめ縄は古来の大掃除の日である12月13日以降
に飾るのがよいとされています。
最近ではクリスマスを過ぎてから飾る人が
増えています。
取り外すのは門松と同じく1月7日を過ぎれば
外しましょう。
地域によっては15日の場合もあります。
以上、お正月の玄関先の飾りについて
ご紹介しました。
神様に気持よく来てもらえるよう、
門松やしめ縄を準備してください。