お歳暮を贈る際の注意点は?由来も調べてみた

年末はお歳暮の時期でもあります。
1年間お世話になった方へ、感謝の気持ちを
贈りましょう。
お歳暮の由来や贈る際の注意点について
まとめてみました。
●もともとの由来
お歳暮とは、年の暮れという意味です。
お世話になった方に贈り物を届ける習慣は
江戸時代からはじまったと言われています。
それ以前は嫁いだ分家が本家にお供え物を
持っていく習慣がありました。
さらに古来では神様へのお供えを年末に用意する
習慣もあったと言われています。
現在の理由は少し変わりましたが、いずれも年末に
このような行事があったのですね。
●いつごろ贈るのがよい?
お歳暮は基本は12月13日~12月20日までの
間とされています。
近年はやや早めの傾向になっていて、
11月末の発送で12月に入ると届くように
するケースも増えています。
12月中旬でもかまいませんが、あまり遅く
なると年末の忙しい時期に届いてしまうので
なるべく20日頃までに届くようにしましょう。
ただし、お正月の生鮮食品を贈る場合は
年末がよいでしょう。
●なにを贈ればよいか
贈り物を何にすればよいか皆さん悩まれると
思います。
どの先様にも無難な物を、と考えがちですが
相手の好みを考慮して選びましょう。
家族構成によっても変わってくると
思います。
人気の品物は、ビール・日本酒、洋菓子、
ハム、乾物・缶詰などがあります。
●のし紙は?
お歳暮ののし紙は、赤と金で蝶結び又は花結び
された水引を用意しましょう。
表書きは、水引の上中央に「御歳暮」、
水引の下中央に名前を書きます。
名前はフルネームです。やや小さめに書く方が
良い印象を持たれます。
楷書体で丁寧に書くのが基本です。
以上お歳暮についてまとめてみました。
感謝の気持ちが届くように、先様に失礼のない
お歳暮を届けましょう。