秋雨前線はいつまで続く?梅雨前線との違いは?

毎年9月に入ると長雨になります。
天気予報で聞く、秋雨前線が来る時期なのです。
やっかいな長雨はいつまで続くのでしょうか。
一方春にも梅雨前線がありますが、こちらは
どう違うのでしょうか。
それぞれについて調べてみました。
●秋雨前線はいつからいつまで?
秋雨前線は毎年8月下旬~10月まで雨の日が
多くなる期間を指します。
日本列島は真夏の間、太平洋高気圧に覆われて
います。
しかし9月に入ると、北の日本海にある
冷たく乾いた高気圧が、日本列島上空の温かく
湿った太平洋高気圧を南へ押し下げて
しまうのです。
この南北二つの高気圧の境目では、積乱雲や
乱層雲が発生しやすくなり雨を降らせるのです。
10月まではこの二つの高気圧の配置が続くため、
境目の真下にある日本列島は雨が続くという
わけです。
10月後半になると、日本海にあった冷たい
高気圧が日本列島の上空の温かい太平洋高気圧
をさらに押し下げるので、秋雨前線は南下し
弱まって消えていきます。
梅雨明けのようなはっきりとした終わりはなく、
徐々に雨の日が少なくなることも特徴です。
ただ秋雨前線の場合は北にある高気圧は乾いた
高気圧なので、雨量は梅雨よりも少なく
なります。
●梅雨前線とは?
もう一つの梅雨前線は6月~7月上旬にかけて
現れます。
こちらも同じく南北二つの高気圧がぶつかり、
境目が日本列島上空に停滞することで雨が多い
時期になります。
梅雨前線の場合は二つの高気圧がどちらも
湿った高気圧なので、雨量が多いことが
特徴です。
そして気象庁から梅雨明けが発表されるように、
前線が日本列島から離れる時期ははっきりと
しています。
●まとめ
秋雨前線のポイントをまとめると、
・期間は8月下旬~10月まで
・雨量は少ない
・徐々に前線が弱まる
このような特徴があります。
この時期に家族旅行などお出かけの予定が
ある方は天気予報に注意しましょう。
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