防災訓練で思ったこと


週末、どんよりとした曇り空の下で、地区の防災訓練がありました。
朝の8時からです。

午前8時ちょうどに防災サイレンが鳴り出しました。
各家からぞろぞろと人が出てきます。

「おはようございます」などとご丁寧に挨拶し合ったりしてみなさ
ん平和です。本番の時はそんな悠長なことはいってはいられない
はずですけれどね。

私が住む地域はわりと海が近いので津波の被害が心配されます。
ほとんどのところが平らな場所ですから、津波が来たらお終いです。

東日本大震災の時の津波の被害は他人事ではありません。だからと
いって山に逃げれば、今度はがけ崩れが心配です。もうこの狭い
日本、どこに逃げても何かが起こるわけです。

近所の大お姉様方と集合場所まで歩きました。
「津波が来たらあっという間にのみ込まれてしまうんだから」
などと皆さん覚悟の発言。

でもいざとなったら、みな藁をも掴む思いで必死になるに
決まっています。

そんな中で私の提案は「だから美味しい物から食べちゃいましょう」
でした。食べ物だけではなくて全てです。

やりたいことの優先順位を考えてどんどんやってしまおう、という
考えがあの日(3月11日)以来強まったのでした。

でもよく考えますと、別に災害だけではなく、人間いつ何が起こる
かなんてわかりませんよね。それが人生というもの。

良いことがあったら素直に喜べばいいですし、きれいなものを見た
ら大いに感激すれば良いと思います。そして「食べたいものは先に」
です。

避難訓練の参加者全員が集合場所に集まり、各組ごとに並びました。
隣の組には元気で世話好きな大お姉様のお顔が。
もちろん今朝もお元気でした。

彼女の組の小さな男の子が、落ち葉を何枚も拾って家に持って帰る
と言い出しました。

そこでその大お姉様は自分のバッグにさっと手を入れ、小さくたた
んだビニール袋を出しました。そしてその男の子に差し出したのです。

さすがです。大お姉様は何でも持っています。何かの時にといつも
ビニール袋をバッグに入れておくのですね。見習わなくては。

そういえば大お姉様はたすき掛けにかけているバッグをなでながら、
そのバッグがあれば大丈夫だなどといっていました。

ということはあのバッグの中には貯金通帳や印鑑もしっかり入って
いるに違いないと思った私。思わず彼女がぶら下げているバッグを
じっと見つめてしまいました。

大お姉さまの準備の良さの他に、感心したことがもう一つ。

それは毛布と物干し竿で即席タンカーの作り方の説明をしてくれた
男性です。説明も上手でとても頼りになりそうな方でした。

それもそのはず、その男性は何と自衛隊員だったのです。
どうりでね。

地域に一人や二人は必要なのは、元気な世話焼きおばちゃん、
そして力強い自衛隊員の方ですかね。お世話になります。

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