バーベキューでの食中毒に気をつけよう

アウトドアシーズンは屋外で食事を楽しめる
バーベキューが人気ですが、食中毒には
気をつけましょう。
夏の暑い気温の中、大勢で同じものを食べる
ので集団的に起きやすくなります。
●食中毒の症状
食中毒の原因は主にO-157などの腸管出血性
大腸菌やカンピロバクターです。
腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が
現れます。
原因菌の潜伏期間は意外に長く、2~9日と
言われています。
カンピロバクターの症状は運動神経に障害が
残ることがあり、その場合3割程度の方は
後遺症が残ると言われています。
●バーベキューの食中毒を予防するには
・保温性の高いクーラーボックスを使う
生の肉や魚は焼く直前まで保温性の高い
クーラーボックスに入れておきましょう。
1日中氷点下の温度をキープできる商品が
あります。
・おにぎりに注意
おにぎりも暑い中何時間も置いていると
菌が繁殖します。
冷凍おにぎりにしてクーラーボックスに入れ、
網の上で焼いて食べると安全です。
・生焼きに注意
炭火でも火力が強いと外は焦げても中は火が
通っていないことがあります。
コンロで火力の弱い場所も作り、じっくり
火を通しましょう。火が通っているか中を
確認することも大切です。
・トングの使い分け
生肉用のトングを用意しましょう。取り分ける
トングや箸と分けることで生肉の菌を移す
ことがなくなります。
いかがでしょうか。バーベキューの食中毒は
ちょっとした対策で簡単に防ぐことが
できます。
せっかくのバーベキューが嫌な思い出に
ならないよう、対策を万全にして
楽しんでください。